1,目的
社員教育の目的は、社員に対して会社業務に必要な知識および技能を計画的に付与することにより、会社の企業目的を完遂するに相応した人格、教養を高め、業務上の知識、技能、判断力および企画力を持つ人材を育成することにあります。
2,教育訓練の体系
・教育体系図 参照
- 当社の教育訓練は、大別してOJTとOffJTに区分をしています。
- OffJTには、人事課が計画、実施する全社教育訓練と各部署が計画、実施する教育訓練があります。
3,力量の評価を所属長がします。
- 全社員個々の職務、職責に応じて求められる、力量の明確化と評価を行います。
- 個々の職務、職責に相応しい力量の判断については、人事考課表にて力量を測り、人事考課のフィードバック時の面接で直属の上司が指導をします。
4,教育訓練計画フロー図
5,新入社員研修
新入社員研修は入社時研修とフォローアップ研修の2つに分けられます。
新入社員導入研修
入社時研修は、入社直後から約10日間実施します。
ここでは社会人としての基礎知識、会社の成り立ちや社内の規則、そして電気の基礎などを学びます。
研修内容
各営業部説明 | 営業部長が各担当営業部の歴史、特徴、販売商品等の説明をします。 |
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社会人としてのマナー教育 | ビジネスマナー検定3級の資格の取得を目標に説明をします。 |
就業規定 | 人事課より社内規程の説明をします。 |
ISO規定 | ISO9001の基礎教育をします。 仕事の標準化とは何か説明をします。 |
電気の基礎 | 実際の弊社販売商品を題材にしてオームの法則から電気工事の基礎教育をします。 |
コンピュータの基礎 | 社内グループウェアーの使用方法、販売管理システムの概要説明をします。 |
フォローアップ研修
その後約3ヶ月間は営業所での実習教育期間となり、実際の職場で先輩社員からのマンツーマン指導を受け、新入社員でも安心して業務に取り組める体制になっています。
フォローアップ研修では、入社時やその後の実習教育において学んだ内容の復習が研修の中心になります。また、商品研修会ではメーカーの工場見学など普通ではなかなか見られない部分まで見せてもらい、商品の知識を深めます。
研修内容
仮配属 | 総合職はローテーション教育として、5月中旬までの期間で約4拠点を回り、指導を受けます。 一般職は、新入社員研修後に社内システム研修などを経て、仮配属先で指導を受けます。 |
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商品管理 | 実際の営業所で手にとって商品を触って商品管理の基礎を教育します。 |
商品研修会 | 弊社主要メーカー5社で商品知識の教育を受けます。 (パナソニック、三菱電機、ネグロス電工、富士電線販売、日本電機産業 等) |
営業同行訪問 (総合職) | 先輩と一緒にお取引先に同行訪問して営業の基本的知識を教育します。 |
※営業に出る前には、営業の役割と、商品知識以外にも必要となる能力(経理の知識・営業事務の基本、安全運転の心得)なども学んでいただき、自信を持って営業に出てもらいます。
実習教育期間中に身につけた、社内処理の知識も生かされます。
6,階層別・職種別研修
ISOの規定に基づき、年間を通じた教育計画がたてられており、2年目以降は、段階に応じて研修が行われます。
中堅社員研修・管理者研修では、自らの立場に対する心構えからチームのリーダーとして人を指導する方法まで学びます。
社外セミナー・勉強会への参加を積極的におこなっています。また、管理職以上については考課者訓練等を含む管理職研修が実施されます。
研修内容
階層別
管理者教育研修 | 管理職に初めてなるパートナーへの教育 (経理・人事評価・労務・システム・商品等) |
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チーフリーダー研修 | 中間管理職に初めてなるパートナーへの教育 (中間管理職の違い) |
職能別
新営業マン | 営業マンとしての基本的な教育 (新規開発、債権管理、安全管理等) |
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業務責任者 | 業務責任者に初めてなるパートナーへの教育 (棚卸管理、業務効率化等) |
課題別
セキュリティ研修
安全衛生推進者研修
販売業務管理強化研修
債権管理・不良債権防止研修
エクセル業務効率化研修
電気工事士資格取得研修(2種)
社内情報系修得研修