焼きそば戦争

今年のNHK大河ドラマは「豊臣兄弟!」で「どうする家康」以来の戦国時代モノです。戦国時代の大河ドラマは当たりが多く、自ずと期待感が高まります。

主演は仲野太賀、天下人の弟・豊臣秀長を主人公に描き、豊臣秀吉役は池松壮亮です。あえて脇役の“豊臣秀長”を主人公にすることで、今までにはない視点で戦国時代を描こうとしているのではないかと思います。秀吉が信長の草履を自らの懐にて温めていたとされる逸話も面白可笑しく演出されていましたね。

その他のキャストも豪華絢爛です。今川義元に大鶴義丹、斎藤義龍山はDAIGO、寧々は浜辺美波、市は宮崎あおいを抜擢。まだ出演はしていませんが、武田信玄は髙嶋政伸、竹中半兵衛は菅田将暉と今からワクワクが止まりません。そして織田信長を演じるのは小栗旬です。言わずもがな、お味噌汁を啜って美味しそうに飲むCMに出演しているあのお方です!そんな小栗旬もびっくりする第二次家庭大戦が勃発しました。

ある土曜日の自宅ダイニングでの昼食時の出来事です。今日の昼食は『ソース焼きそば』です。出来立ての熱々の『ソース焼きそば』を家族で美味しく頂いていた正にその時でした。

「焼きそばは啜らない!」

嫁からの強烈な一言です。
いやいや、『ソース焼きそば』は啜って食べるでしょう!カップ焼きそばのTV-CMでも美味しそうに啜って食べる映像は全国民が認知しているはずです。秀長役の仲野太賀も『一平ちゃん夜店の焼きそば』を美味しそうに啜って食べているぞ!

ところが嫁曰く、汁物の麺類は啜っても良いがパスタや焼きそばはNGらしい。パスタは欧米渡来の西洋料理なのでマナー的に“啜りNG”は私も理解しています。しかし!『ソース焼きそば』は日本古来の食べ物なので啜りは問題ないでしょう。甘辛く奥深いソースが絡んだ熱々の麺を一気に啜り上げることで、その芳醇な香りが鼻いっぱいに広がる幸福感をお前は否定するのかぁ!

「なぁ息子よ」と問いかけるも当然無視。触らぬ神に祟りなしとはこの事です。
しかし、私もここでは敢えて反論はしないのだ。精神的に大人へと成長した証です。代わりに、決定的な証拠を叩きつけてやると意気込みながらAIを活用してみた。Copilotよ、お前の出番だ。

質問:『ソース焼きそばは啜って食べても良い?』

その回答は以下の通りです。

■ ① マナー的な一般論
ソース焼きそばは スパゲッティなどと同じ「汁気の少ない麺」扱い
→ 本来は啜らずに食べるのが無難 とされます
理由:ソースが飛びやすい・音が出やすい

■ ② でも実際は “啜ってる人めっちゃ多い”
屋台・BBQ・お祭り・フードコート・家でのご飯・
気の置けない友達との食事(←これ気の置ける友達の間違いでは・・・)
こういうカジュアルな場では 啜ってOK
むしろ啜った方が食べやすいし、香りも立つので美味しいこともあります

■ ③ こういう時は控えめに
初対面やビジネス関係の人との食事・静かで落ち着いた店
→ 音を出さずに食べる方がスマート

結論:家庭内でソース焼きそばを食べるときは啜ってもOK!

AIが判断したのなら間違いないでしょう。でも、気の弱い私はこの結果を嫁に伝えることはありませんでした。
①の一般論で返されると立場が逆転することは明白です。

『勝負に勝って試合に負ける』を甘んじて受けいれつつ、これからも嫁の強烈な圧に耐えながら『ソース焼きそば』を啜って食べ続けることで、私なりの細やかな抵抗をしていく次第です。

【参考資料】 勢力図 : 嫁>信長>秀吉>>>>>>>私