二刀流
最近マスメディアで大谷翔平の話題が事尽きません。打っては本塁打数で首位をひた走り、投げては先発を軸に4勝を挙げ、まさに投打の二刀流です。メジャーの球宴ルールを変えるほど、彼は球界に影響を与える存在となりました。
そもそも二刀流とは剣や刀を両手に戦う技術の事を指します。
二刀流の使い手としては宮本武蔵が有名ですが、調べると使い手はほかにも沢山います。新選組の服部武雄は実在の人物で、実践で二刀流を使いこなしていたとの記録があります。三国志演義では劉備玄徳が二刀流の使い手として描かれております。彼が長年愛用した「雌雄一対の双剣」は有名です。
最近の流行では「鬼滅の刃」の嘴平伊之助がわかりやすい例えでしょうか。
やがて二刀流とは“同時に二つのことを行うこと”などの意味でも使用されるようになります。酒と甘味の両方を好む人や、二つの職業や競技を兼ねる人も二刀流と呼ばれるようになりました。今後は二刀流=オオタニサンが尋常一様となるかもしれませんね。
さて、世間では東京オリンピックの話題で持ちきりです。あれほどオリンピック開催に反対していたマスメディアも手のひらを返したように報道に力を入れています。可笑しなものです。開会式ではドラクエでの入場行進曲に全身が震え、ピクトグラムで大爆笑して、と私個人的には日本らしさが垣間見えた素晴らしい演出だと思いました。
その開会式を上半身オイルで登場したトンガのピタ・タウファトファ選手を皆様はご存じでしょうか?テカテカな上半身での入場したその姿はとても印象的です。
16年リオオリンピックではテコンドー80キロ超級。2年後の平昌オリンピックでは何とクロスカントリースキー15kmフリー。そして今年で3度目のオリンピック出場です。雪の無いトンガでスキー競技にてオリンピック出場という、無謀とも思える挑戦に脱帽です。
大谷翔平選手もピタ・タウファトファ選手も競技やレベルは異なるものの、この二人には共通点が一つあります。それは前例のないことへの挑戦です。まわりからの否定的な意見をものともせず、出来る方法を考え、実行に移して、そして実現していく。我々もこのチャレンジ精神を見習っていきたいものです。
オリンピックでは、競泳や柔道などの競技もはじまり、早くも日本の金メダルラッシュとなりました。しばらくはテレビの前で各種競技にくぎ付けの毎日になりそうです。
メディアと言えば、最後に皆様に重大発表です。
なんと、日本電商が初めてテレビコマーシャルを流します。SUNテレビにて放送予定の「ビジタメ1」を是非ご視聴ください。
8月1日より毎週日曜日朝6時からの放送です。関西のローカルテレビでしかも3ヵ月間だけの放送となります。オリンピックの応援も大切ですが、こちらの番組もよろしくお願いします。