コネクテッド

最近のコネクテッド技術の向上には驚くばかりです。
そもそもコネクテッドの意味は結合や連結などの意味する単語でしたが、最近では常時コンピューターネットワークに接続している状態をあらわしています。この言葉を聞いて皆さんが真っ先に思い出すのがコネクテッドカーではないでしょうか。

総務省によるとコネクテッドカーの定義とは「ICT端末としての機能を有する自動車」のことを指すそうです。
ICTとは情報通信技術のことで、要約すると双方向で情報の伝達ができる技術だと思ってもらえれば良さそうですね。

では、このコネクテッドカーで何ができるのでしょうか?
まず最初に思うことはカーナビの情報が自動更新されることです。瞬時に渋滞情報やナビシステム自体のアップグレードも可能になるでしょう。車両事故を起こした際に自動で警察や消防に連絡する「緊急通報システム」搭載も然り。盗難の際の位置情報を把握して追跡できるシステムもこれに当たるでしょう。

これらの技術は既に実用化されており、今後2025年までには全世界で6,500万台のコネクテッドカーが市場に投入されるとの見方です。ますます便利な世の中になりますね。

我々の業界に近いコネクテッドと言えばIOT家電がそれに当たります。所謂、スマート家電なるものです。
実は我が家もGoogleHomeにいろいろな家電をつなげています。エアコンやTV、照明器具、掃除ロボットなどがスマホ一台で操作できます。

エアコンはスマホがリモコン替わりとなり、外出先からも操作が可能です。TVは録画した番組が家中どのテレビでも見ることができます。外出先でTV番組をスマホで見ることが可能です。なので東京でSUN-TV視聴もできちゃいます。照明器具や掃除ロボットも同様です。もちろん音声操作も可能なのでON/OFFの操作はリモコン要らずで、めちゃめちゃ便利ですね。インターホンも携帯で来客応対ができます。

でもコネクトをしてみたが使い方がイマイチわからない家電もあります。そう、冷蔵庫です。とりあえず我が家も冷蔵庫を繋げてみたのですが、カメラが非搭載なので庫内の食材も見ることはできません。冷蔵庫内の食材も自らスマホに登録する必要があるみたいです。全然スマートじゃない!

ここでようやく取扱説明書を確認してみるとこんな機能を発見。
『暴風・暴風雪警報が発令されると停電時に備えて冷蔵庫をしっかり冷却し、停電時の保冷時間を延長します』
それをスマホで操作できるみたいです。

この機能、正直誰が使うのだ?しかも手動で!?
・・・誰か便利な使い方があれば教えてください。