ありがとうは言葉にして初めて伝わる
日々の生活では、「感謝しているつもり」という場面がたくさんあります。
いつも支えてくれる家族に対して。 困った時に助けてくれる仲間に対して。 ご愛顧いただいているお客様に対して。
そして、共に会社を支えてくれている社員の皆さんに対して。
心の中では「ありがとう」と思っていても、実際に口に出して伝えているでしょうか。
これは先日、家庭内で起こった出来事です。久しぶりに真っ直ぐ家に帰ることができ、自宅でのんびりと阪神タイガースの野球中継を見ていたその時です。
ここぞとばかりに隣から妻がいろいろと話しかけてきます。こちらはTVに集中したいので話半分うわの空です。
会話の内容は子供の学校での出来事や習い事、両親の話しが中心です。しばらくすると普段私が家庭で何もしないことに対しての不満へと話が切り替わってきました。家事全般や子供の習い事の送迎、両親へのフォローなど感謝の気持ちが伝わってこないとのことです。いやいや、十分感謝していますよ・・・とは言うものの彼女の次の一言でハッとしました。「ありがとうの気持ちは言わないと伝わらない!」
相手は私たちの心の中を見ることはできません。どれだけ感謝していても、言葉にしなければ伝わらないことがあります。逆に、ほんの一言でも「ありがとう」と伝えるだけで、相手の気持ちが明るくなったり、次への活力になったりすることがあります。また、忙しい時ほど、「やってもらって当たり前」という気持ちになってしまうことがあります。しかし、本当に当たり前のことなど一つもありません。誰かが時間を使い、誰かが知恵を出し、誰かが汗を流してくれているからこそ、今の暮らしがあるのです。
この妻の言葉を真摯に受け止め、「ありがとう」を素直に伝えられる人でありたいと思います。感謝の言葉は、お金も時間もほとんどかかりません。しかし、その効果は非常に大きいものです。特に昭和生まれの男性は相手に自分の気持ちをストレートに伝えるのが苦手です。思っていても口に出さない性分ですが、今後は恥ずかしがらずに素直に感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。結果、相手も自分自身も笑顔になり心も豊かになります。
2023年11月の社長ブログでもありがとうの力について述べさせてもらいましたが、家庭内でそれを全く生かせていませんでした。猛省です。
「ありがとう」
たった五文字ですが、人と人をつなぎ、家庭や職場を明るくする大きな力を持ったこの言葉を今以上に大切にしてまいります。

