うめきた2期工事
大阪最後の一等地「うめきた」の一部街開きが2024年夏を予定しており、残すところあと1年となりました。翌2025年夏には南街区の賃貸等が全面開業となり、最終2027年度下期に街区すべてが開業されるという流れだそうです。
北街区には「キャノピーbyヒルトン大阪」が、南街区には同じくヒルトンの最高ブランド「ウォルドーフ・アストリア」が進出予定です。
ホテル阪急グランレスパイア大阪も同区にオープン。観光都市としての機運が益々高まってきます。低層階には大型の商業施設や関西最大級の都市型スパなども出来るみたいです。
観光客はここ「うめきた」を拠点に京都や奈良・神戸などへ放射状に足を延ばす新しい旅の方程式なる仕組みも生まれそうです。観光客としては1か所に拠点を構えることで大きな荷物を引っ提げて移動する必要が無くなるのが最大のメリットです。なにわ筋線も開通して関空から乗り換えなしで直行できるのも利点ですね。
一方で寂しいお知らせも出てきました。
「梅田スカイビル」や「ウエスティンホテル」のある新梅田シティに通ずる地下道が今年の10月頃に閉鎖される見通しです。同地下道は1928年に開通後、梅田スカイビル方面と大阪駅方面の往来に無くてはならないものでした。梅田駅や大阪駅から日本電商・本社へ徒歩で向かう際もこの地下道を通って行くのが常です。その地下道が無くなるのは少し寂しい気もします。
さて、一世紀近い歴史に幕を閉じ、その地下道の代わりとなるのがJR大阪駅から新梅田シティまで直接繋がる立体歩行者通路いわゆるデッキです。もちろん公園内を歩いて行くことも可能です。
当社へのアクセスは格段に良くなることでしょう。非常に楽しみです。都市開発が取り残されてきた大阪北区大淀地区も俄かに建設ラッシュが始まりつつあります。数年後にはこの地域も様変わりしていることでしょう。
梅田スカイビルに来場される方々の7割は外国人とのことです。
「うめきた」の街開きやなにわ筋線の開通でその割合は更に増えることになりそうです。今後、大阪・関西万博やIR計画も控えており、大阪はますます発展していく街になるでしょう。
最後に、企業として日本電商も発展するために何が必要かを改めて考えてみました。否、考える必要などありませんね。
それは間違いなく『人』だからです。つまり社員です。日本電商に入社したこの縁を大事にして、社員を大切に思い、そしてこの会社で働くことを誇りに思える今、会社は自ずと発展していくことでしょう。度々、「日本電商の業績好調の要因は何か?」と問われます。
答えは簡単です。『人』を大切にしているからです。