やるか・やらないか
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は日本が力勝負で見事優勝しました。
過去最高の盛り上がりを見せ、普段は野球を見ない層まで巻き込んでの社会現象となりました。
特に準決勝メキシコ戦の大逆転勝利や決勝アメリカ戦・最終回の大谷翔平vsマイク・トラウトとの対決は見応え十分でした。
日本の野球人口が減少する中、若い人や女性が野球に興味を持ってもらう良いきっかけになればと切に思う次第です。
大谷選手の二刀流については今では誰もが認めるところです。
彼がそれに挑戦し始めた頃は否定的な意見が多くみられました。この成功裏には彼の「まずはやってみる」という気持ちと「継続する」という強い意志があってのことです。そして日本ハム時代の栗山監督を中心としたまわりのサポート、つまり「チーム力」が彼を育てました。
WBCの準決勝前のことです。栗山監督に対して大谷選手のプレーをどう見てもらいたいか?との記者からの質問に対しての回答が以下の通りです。
「子供たちに“できる・できない”ではなくて、自分の夢っていうのは“やるか・やらないか”だけなんだっていう、そういう覚悟、夢を持ってもらえたらすごく嬉しい。」
とても素晴らしいコメントだと思います。
偶然にも今期、日本電商の年度スローガンは『まずはやってみよう』です。
何を始めるのも最初の一歩に一番エネルギーがかかります。でもその領域を超えた後は計画性・継続性・チーム力で物事の課題を解決することで己の成長が可能となります。人生で今が一番若いこの一瞬を無駄にせず、何事にも挑戦して昨日の自分を超えていきましょう。
第54期に突入しました。今期もどうぞよろしくお願いします。