コミュ力
最近、テレビやネットなどで盛んに話題となっている「コミュ力」、皆さんご存じの通りコミュニケーション能力の略語です。日本語に訳すと、「他人との意思疎通を図ることが上手な能力」です。そのコミュ力に関する面白いアンケートがあります。
ハイスペック男子の3要素と言えば昔は3高(高年収・高学歴・高身長)が挙げられていました。しかし今のハイスペック男子は「高年収・コミュ力が高い・マナーが良い」だそうです。特にZ世代にこの傾向が強いという結果が出ております。
このコミュ力を最大限に発揮できる人を『コミュ力おばけ』とも言うそうで、芸能人で例えると出川哲郎さんがその筆頭かと思われます。誰とでも仲良くなれるこの素質は誰もが憧れる能力です。残念ながらこの『コミュ力おばけ』になるためには、個々の努力だけでは難しいらしく、天性の素質や環境などに左右されるそうです。とは言いながらコミュ力を高める方法を実践することは可能です。
①「自分:相手=4:6」の法則を意識しましょう。相手と話す割合をこの範囲で進めるとバランスの良いコミュニケーションが図れるそうです。この傾聴力を身に着けることが重要です
②「一問一答」を辞めましょう。相手の質問に対して大きなお土産をつける意識をすれば会話が弾みます。「好きな食べ物は?⇒唐揚げです」で終わるのではなく+『お土産』を加えてみましょう(例:美味しい唐揚げのお店を知っていますよとか、唐揚げの発祥の地は大分ってご存じですか?など)
③「笑顔、アイコンタクト」を意識しましょう。これは説明しなくてもわかりますよね
以上からこのコミュ力は人との接触により向上できることがわかります。一方で、ある大手企業などは在宅勤務が基本で出社は出張扱いとするなど、テレワークを原則とする就業体制に移行しつつあります。私個人の意見ですが、これではコミュ力の向上が期待できず、対話を通してのイノベーションが起こりにくい環境です。
職場などで同僚や顧客などとコミュニケーションをとれる環境こそ、人は成長していくのではないでしょうか?とは言いながらも在宅ワークを取り入れる柔軟な就業体制を構築することも重要です。この両立が難しいですね。
日本電商では、今年の新入社員導入研修に1泊2日の合宿を研修メニューに取り入れました。この合宿で各々のコミュ力が高まることを期待しての挙行です。また、コロナ禍で人と人とのつながりが薄れていく中で、少しでも同期同士の繋がりが深まればとの思いもあります。そんな新入社員も研修が終わり、配属先も決まったみたいです。自らのコミュ力を高めつつ、社会人として、今後の活躍を期待しております。