新たなる船出

2020年4月1日より、当社の代表取締役社長に就任致しました山中一晃です。

社長就任にあたり皆様へのご挨拶を兼ねまして、まずは簡単な自己紹介をさせて頂こうと思います。昭和49年(1974年)に兵庫県尼崎市にて出生。幼少から高校卒業までは大阪が生活の拠点でした。大学進学の際は地方で4年間の一人暮らしを体験。その時、競技スキーに没頭し、アルペン競技でインターカレッジや冬季国体などにも出場をしました。大学卒業後は松下電工に就職。主に電材営業マンとして19年の九州地方勤務を経たのち、4年前に当社に参った次第です。

大阪生まれ大阪育ちのため、阪神タイガースの大ファンです。今年こそは優勝・日本一になって、歓喜の美酒を味わいたいものです。最近は腰痛の為、運動は控え気味ですが、ゴルフやマラソンも積極的に参加していました。将来ホノルルマラソンに出るのが夢です。

好きな言葉、座右の銘は“あきらめない“
何事にも成功する秘訣は、成功するまで挑戦し続けることだと思っております。何度も挑戦することで、失敗を繰り返す自らの行動に創意工夫が生まれ考える力が身につきます。精神論的な考えかもしれませんが、シンプルでわかりやすくて私は気に入っています。

さて、私自身就任したてのまだまだ若輩者の新人社長です。社員の皆様とともに成長して参りたいと考えております。幸いにも当社には優秀な社員が数多くいます。ありがたいことです。様々な意見や考えを柔軟に取り入れ、衆知経営を持って日本電商を今以上に良い会社にしていきます。

みなさん、良い会社の定義は何だと思いますか?
給料の良い会社、業績の良い会社、休みの多い会社、風通しの良い会社等々・・・。

確かにそうかもしれません。でもそれだけで本当に良い会社でしょうか?
その答えは近江商人の「三方よし」にヒントがあると考えております。売り手・買い手・世間がすべてよしと言ってくれる会社、それが良い会社だと。良い会社には人が自然に集まります。人が集まれば企業は成長します。企業が成長すれば社員や株主・社会に利益が還元されます。この循環サイクルを上手にまわすことが私の重要な仕事です。これから本当に良い会社を目指して、皆で一歩一歩確実に進んでいきましょう。

さあ、日本電商第51期の新しい船出です。消費増税後の消費マインドの低減や新型コロナウイルスの影響など、強い向かい風が吹く中での出航となりました。でもヨットは逆風でも前に進むことは出来るのはご存じでしょうか。言い換えれば、向かい風は絶好の好機です。社員の皆さんは創意工夫を重ね、この逆風の中、前に進むための方法を見つけてください。然るに、この逆風を味方につけてください。

決してあきらめないで挑戦し続けましょう。