Well-being

日本電商の今年度方針に新しいキーワードを入れました。「Well-being経営」です。

まず「Well-being」の定義から説明しましょう。「Well-being」とは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念です。

簡単に言うと、『身体も心も社会も幸せ』な状態を表しています。この状態に経営が加わると、事業を通じて係る人々の充実や幸せ実感を向上させることにより自社の成長と持続可能な社会の実現を目指す経営という意味になります。少し難しくなりましたね。

これも噛み砕きましょう。『事業を通じて皆で幸せになろう。そして成長し続けよう』とでも言いましょうか。

会社の係る事業に貢献すればその会社や顧客の業績を伸ばすことで、社会的責任を果たし、結果として企業価値を高める。これが「Well-being経営」の最終目的です。SDGsの考え方にも似ていますし、近江商人の三方良しの精神にもつながります。

「Well-being経営」達成のためには、まずは企業として社員の「Well-being」から実現していかなければなりません。そのためには以下の3点が重要だと考えます。

  • 『身体的な幸せ』は言い換えれば健康の継続です。社員の健康のためにこれからは様々な新しいことを行ってまいります。例えば、社内禁煙の実施やフィットネスジムで身体を鍛える、ウォーキングの推奨などを検討中です。また、残業過多などの長時間労働も不健康ですね。
  • 『心の幸せ』は会社の福利厚生や給与向上で高めることができます。また、職場環境の改善による働きやすさも当てはまるでしょう。毎月実施していますクリーンディも心の幸せ向上に一役買っているのではないでしょうか。
  • 『社会の幸せ』は会社の業績向上で得られます。仕入れ先・取引先も当社の販売金額が高まれば自ずと業績も向上するはずです。そのために我々は何をすべきかを考え行動に移しましょう。

結びで健康について一言。
エレベーターの代替手段として階段の利用推奨です。

実際は階段を1段上ることで消費するカロリーは0.1kcalと僅か。これだけで健康になることはありません。むしろ階段を使うことで、筋肉を刺激して日々の代謝をアップさせることができるのが重要です。

更に階段推奨を自ら行うことで、自分自身の健康管理を意識することができます。これが最大の効果でしょう。自ら健康になろうとする心構えを芽生えさすことが目的です。私はすでに実践しています。皆様もぜひ挑戦してみて下さい。

ただし、前日飲みすぎて二日酔いの時はご勘弁を。