新パートナー研修の苦労

こんにちは、電材営業部次長の廣澤です。

新入社員導入教育の頃になると、人事課から『販売業務計算の基本』という
粗利、粗利率についての研修をお願いされます。
私も入社30年、若い社員の教育に協力しなければならない年代だと思い
引き受けていますが、これがなかなか大変です。

問題1
3月切のB電器商会の売上額の構成をチェックしたところ、件名の売上が
1,250,000円・粗利率8%、日売の売上が885,000円・粗利率15%、拡販
の売上が350,000円・粗利率11%でした。
3月切のB電器商会の粗利率は何%ですか。

彼らにとっては、「粗利」・「粗利率」というワードはもちろん、「件名」・「日売」さえ 初めて聞く言葉なのです。そんな彼らにこの問題を説明するんですよ。
こちらが、汗だくになりますよ。

この問題考えたのは、システム企画課の日高(私の同期です)ですが、
ちょっとは、教える側の身になって問題考えてや(笑)

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↑私のかわいい教え子たちです(笑)
自分の息子や娘と同じ年代の子たちです。

研修の後、先ほど教えた事の復習をしていました。感心、感心。
ある女子パートナーが「簡単な問題を出して下さい」って言うので
「定価1,000円の商品を5掛けで仕入ました。粗利率20%をとるには
定価の何掛けで販売すればいいですか」と問題を出してみました。
しばらく電卓をたたいた後、目をキラキラさせて「2,000円ですか」(かなり自信をもって)

こんな新パートナー達も、営業所でいろいろな失敗を経験しながら成長していきます。
今は、0地点に立っている彼らが、今後どのように成長していくのかとても楽しみです。
自分でも恥ずかしいくらいおじん臭いコメントになってしまったので、最後に!

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問題2
今月の販計書を計算したところ、日売880万・粗利率16%、件名1320万、粗利率11.4%、拡販200万・粗利率12.5%でした。
トータルの粗利率を13.5%に引き上げるには、件名の粗利率を何%に
引き上げればいいですか。 
(売上1000円単位切捨・粗利率小数点第2位切捨)

これも新人研修の問題です。わかりますか(笑)